働くお母さんに
子どもと
触れ合う時間を
増やしてもらいたい

中津川絵理

営業

2014年~ 名古屋支店(店舗担当)
2016年~ 東京支店(スーパー本部担当)

未来

働くお母さんのために
ミツカンができること

「これからの時代は、小さなお子さんがいらっしゃっても、働きに出るお母さんが増えると思うので、そういうお母さんのちょっとした幸せに寄り添っていければいいな、と思っています」
そう語るのは、東京支店 営業4課の中津川絵理だ—。
女性は限られた時間のなかで、働きながらも子育てをしなければいけない。そのため、より簡単に、よりおいしく食べられる“食”が求められていくと思う、という。
「働く育児中のお母さんは、預けたお子さんを迎えに行って、帰るとすぐに食事の支度をしなければなりません。調理に時間を取られていると、肝心のお子さんとの触れ合いの時間が少なくなります。食を大事にしつつも手間をかけずにパッと作る。その分、お子さんと一緒の時間を増やしてもらえるような、そんな生活が豊かになる、暮らしに役立つ提案をしていきたいと思っていますし、するべきだと思います」
もちろん、“食”は身体にいいものでなければならない。そのため、健康にいい旬の食材を、ミツカンの商品でおいしく食べていただくことを提案していきたい。
「働くお母さんから『ミツカンの商品で食事の支度が楽になったわ』とか『こんなにおいしいものが簡単にできるのね』と言っていただけるようになるのが私の夢です」と、中津川は目を輝かせる。

過去

お店の担当の状況を考えられなかった

中津川は横浜に生まれた。将来は身近な生活にあるものに関わる仕事をしたいと考えていた。特に食品メーカーがいいと思った。ミツカンに決めたのは、企業理念の一つである『買う身になって まごころこめて よい品を』に惹かれたからだった。
「企業理念が商品に体現できていると思えたのがミツカンだったんです」
実際にミツカンに入って働いてみて、「買う身になって」いかなければならないと実感する出来事が起こる。
入社すると名古屋支店の営業部の配属となった。担当のお店を回って『味ぽん』や『追いがつおつゆ』などの商品を売り込むのが仕事だ。早く活躍できる営業マンになりたかったし、結果も出したかった。やる気はあった。しかし、そのやる気が空回りしてしまった。
「お店の担当さんに鍋フェアを提案して、商品を売り込みました。でも担当さんからは『在庫がいっぱいあるんですよ』と言われ、怪訝な顔をされました。そのとき、店舗の状況をまったく考えていなかったと反省しました」
お店の担当から少し冷ややかな目で見られた。信用が下がってしまったと感じた。そこからはお店の担当と仲良くなることを心がけ、相手との信頼関係を築くために、まず担当の方とコミュニケーションを密に取り、状況を把握するようにした。
あるとき、お店から「ひじきなどの乾物を売りたいんだけど、なにかいいアイディアはない?」と聞かれた。乾物とミツカンの商品で作れるおいしい料理はなにか?お店の乾物の売上につながり、商品も売れるような企画……。そこから、メニュー開発の部署にも協力をあおぎ、乾物を使った料理を一緒に考えた。
「担当さんからは私の提案に、『これいいね』と言っていただけました」
さらに、そのメニューができるだけ多くのお客様の目に届くように、先輩の過去の成功事例を参考にしながら企画を考えた。商品を並べた催事コーナーを設置し、そこにコルクボードを置き、料理の写真を貼り、販促の部署で作ってもらったレシピを設置した。その催事は大成功。売上はもちろん、お店の担当の評価も上がった。
「担当さんから『やってよかった』と言われたときが一番、嬉しかったですね」
お店の担当の声を聞き、担当の立場を考えられたことが成功の要因だったと振り返る。中津川にとって、ちょっぴり成長できた瞬間だった。

現在

本部のバイヤーとビックビジネスを展開

今は、東京支店 営業4課で、納豆『金のつぶ』シリーズや『ほね元気』など、20種類以上ある商品を担当し、スーパーの本部に対して営業活動をしている。納豆は生ものなので、ストックしておくことができない。そのためドライ商品より在庫管理をタイムリーにおこなわなければならない。そこに難しさを感じているという。
千葉エリアのスーパーなどの本部にいるバイヤーと商談する。そのため、朝出社するとメールや報告などの事務作業を10時くらいまでに片付け、営業車を飛ばして館山や船橋を走り回る多忙な毎日だ。しかし、それがつらいと感じたことはない。
「店舗営業から本部営業に変わって、ビジネス規模は大きくなり、扱う金額も増えました。でも、そのためお店の担当さんの声を聞くという機会が減ったのが残念でしたね」
生の情報を常に掴みたいと思っているという。そこには過去、店舗の状況を確認しないで、失敗した経験があるからだ。ビジネス規模は大きくなったが、お店の状況に合わせた提案をしたい、という気持ちが変わることはない。
「店頭を回ることで分かったのは、納豆はご飯のお供なので、夏はご飯より麺が好まれるため、どうしても売り上げがちょっと下がってしまうことです。ですから、納豆ソーメンとか、麺と納豆の組み合わせたメニューの提案をしたりしています」
ミツカンにはもちろん、既存の販促物があるが、中津川はお店のニーズに合わせてアレンジし、独自のPOPを作成している。最近、販促のために作成したPOPには、メニュー開発の部署と一緒に考案したレシピ『ごま昆布納豆』『アボカド納豆』が並ぶ。なかなかいい出来映えのPOPとなった。
ミツカンの営業は御用聞き営業ではなく、メニューの提案も、販促の提案もする。
そんな提案営業に魅力を感じている。ミツカンの営業はとてもクリエイティブな仕事だと笑顔を見せる。
「今後のキャリアはずっと営業でも、もちろん嬉しいんですが、視野を広げるために、他の部署も経験して、勉強したいと思っています。新商品開発の仕事にも挑戦してみたいし、営業の経験を活かして、既存商品の販促戦略を立案する部署も経験して自分自身を成長させたいです」
たくさんのお客様の食卓にたくさんのミツカンの商品を届けたい。中津川のチャレンジに終わりはないようだ。

※担当業務は取材当時の内容です。